映画『コンフィデンスマンJP』ワールドプレミアが8日、都内・日本橋三井ホールにて行われ、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、織田梨沙、竹内結子、三浦春馬、江口洋介、監督の田中亮が登壇した。
『ミックス。』「リーガル・ハイ」などで知られる脚本家・古沢良太によるオリジナルドラマとして人気を博した、2018年4月期の月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」。劇場版では、「コンフィデンスマンJP」史上最大のターゲットを巡って、香港を舞台にダー子役の長澤まさみ、ボクちゃん役の東出昌大、リチャード役の小日向文世らが壮大なコンゲームを繰り広げるさまが描かれる。
イベントは、ドラマ版に引き続き劇場版の主題歌を担当するOfficial髭男dismによる「ノーダウト」(ドラマ版主題歌)生ライブから幕開け。続けて、劇場版の主題歌「Pretender」を生披露。さらに、ライブの途中から長澤ら豪華キャスト陣がレッドカーペットを歩き、紙幣(キャストの顔が印字された紙幣を模した紙)を射出しながら登場。会場のボルテージは最高潮となった。
主演の長澤は、劇場版の見どころを聞かれると「ダー子がジェシー(三浦春馬)と恋をしていた?している?みたいな、ロマンスのあるところ。ドラマでは、ダー子の人間らしい一面は見せていませんから、女の子であるダー子の一面が見どころの一つになっています」とコメント。
東出は、香港でのロケを「国際免許を取って香港の街で運転したり、香港ならではの経験がたくさんできた」と振り返りながら、劇中セリフの香港後を生披露。あまりの流暢さに、長澤・小日向らが驚く一幕もあった。
劇場版のゲストとして出演する竹内は「ドラマも見ていましたし、その世界に自分が馴染めるか不安もあったんですが、とにかく台本が面白い!一緒になって自分も楽しめる、そういう世界に入ることができて嬉しかったです!」と笑顔をのぞかせる。
一方、天才恋愛詐欺師でダー子との過去を匂わせる役どころを演じた三浦は「これでもかというぐらい甘い演技を監督から要求されたので、そのプレッシャーに押しつぶされそうになりながら楽しみました(笑)」とハニカミ。ドラマ第1話で痛快に騙されて以来の登場で、劇場版での復讐を誓う江口は「『20億を取り返すぞ!』という気持ちで楽しみました!」と撮影を振り返った。
そんな三浦との共演に、長澤が「撮影初日に春馬くんと会った時に、もう眩しくて!いまだかつて、この『コンフィデンスマンJP』という作品に、こんな眩しい人がいただろうか」と発言すると、「俺ら(笑)」(東出)、「どうせ俺らはしょぼいもんね〜」(小日向)、「ちょっとそれは…!」(小手)と総ツッコミが。長澤は「本当に目が開けづらかったです(笑)」と笑みをこぼしていた。
映画『コンフィデンスマンJP』は5月17日(金)より全国東宝系にて公開
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